皆様こんばんは。バーダークナイト店主寺澤です。

今日は珍しくお酒の話ではなく一般的な話をしようと思います。

前々回辺りのブログで「人間皆師匠」の話を書きましたが、読んで下さり心に響いたと仰って頂いたお客様もおり、

たまにはこういう話を深く綴るのもいいかなと思いました。

今日は何を書こうかなと少し悩みましたが、「知る」事の重要性について話そうと思います。

最近よく相談を受けるのが仕事での人間関係です。

上司や部下、同僚に厳しく当たられたり、素っ気ない態度を取られたり、自分からしたら理解出来なかったり、つらく感じたりしますよね。

相手がどういう思考でそういう行動に出ているのか、という根本を知らなければその人の事は理解出来ません。

時には相手に何でそんな態度をとるんですか?と聞くことも必要です。

それを知ることが出来れば問題を解決することが出来るかもしれません。

バーでの話でいえば、人それぞれ味の好みが違います。ギムレット一つとっても砂糖無しのキレッキレの一杯が飲みたいのか、甘酸味のバランスの取れた一杯が良いのか、甘めの方が好きなのか、人それぞれです。

なので僕は知るために必ず聞きます。その人の好みを知らなければその人がどういう一杯を飲みたいのか理解出来ません。

知るということは理解に繋がります。

こういう仕事をしていると老若男女問わず色んな職業、色んな経験をしているお客様とお話する機会が多いです。

自分の知らない、持っていない経験や思考をお持ちのお客様も沢山いらっしゃいます。

そういう方とお話させて頂き、自分が知らなかった事を知る事で今まで理解出来なかった事を理解出来るようになります。

見識、知る、理解が深まることで自分の生きている世界は広がります。

そして、自分自身を知ることも重要です。

自分自身が怒ったり、不満に思ったり、不安になった時、自分自身が大切にしているものが見えてきます。

その大切にしているものの領域を侵されたり、踏みにじられたり、失いそうになったりした時に人はそういう感情になります。

何を大切にしているのか、自分に問いかけ大切にしているものを知る事で、感情をコントロールしやすくなりますし対策を立てることも出来るようになります。

その大切なものが、例えばつまらない自尊心だった場合、捨ててしまえばいいですし、例えば家族や恋人だった場合その人の為になるような行動をとれるようになれます。

誰かが怒ったり、不満に思っていたらその人の大切なものを知ることが出来ます。

それを知ることで相手を理解し、これまで以上にその人とうまく接することが出来るようになります。

「知る」という事を意識しながら生活をしていくだけで色々なことが理解出来るようになります。

このブログを読んでこういう考え方も有るんだな、と知り、少しでも楽に生きるための役に立てば幸いです。

立川駅南口BAR DARK KNIGHT バーダークナイト

(焼肉哲のビルの3階)