本日ご紹介するお酒は

「FERDINAND’S  SAAR QUINCE(フェルディナンズ・ザール・クインス)」

です。

 

 

このフェルディナンズ・ザール・クインスはスロージンとよく似た製法で造られており、ジンにクインスという西洋カリンを漬け込み、その後カビネットワインを添加し造られています。

(スロージンはジンにスローベリーという西洋スモモを浸漬させて造られる日本でいうところの梅酒の様なお酒です。)

(カビネットワインとはドイツの甘口ワイン。ドイツワインの産地で有名なモーゼル地区にてつくられるリースリング種のブドウを使用し、糖分の添加をせずに造られている高級ワインです。)

なぜガビネットワインのような高価な原料を使用してリキュールを作ることが可能かというと、この「フェルディナンズ」というブランドがドイツ・ザール地方のアバディス蒸留所、著名なワイン生産者として知られるゲルツ・ツィリケン醸造所、ザールブリュッケンにある酒類販売業者のキャブレット&モンターニュ社の3社合同によるプロジェクトであるためだそうです。

 

 

このボトルは、日本のカリンとは異なった西洋カリン「クインス」のトロッとした甘みと果実の香りに特長を感じることが出来ます。

ジンが好きな方や果実酒が好きな方にはストレートやロックでのご提供がおすすめです。又、「フェルディナンズを使って何か」というカクテルオーダーも是非お待ちしております。

 

ジンから派生した新しいお酒です。お楽しみいただければ幸いです。