2018年最初のイベントは、おかげさまで大盛況となりました!
お越し下さったお客様、誠にありがとうございます。
片岡さんの素晴らしいバーテンディングに店主寺澤も心奪われました!
片岡さんにも本当に感謝です。
これからも立川のバーシーンを盛り上げるために、こういったイベントを継続してやっていきたいと思います。
ご協力よろしくお願い申し上げます。
さて、新入荷ボトルのご紹介です。
本日ご紹介するお酒は
「IL GIN DEL Professor ( ムッシュ and マダム ) 」
こちらはラベルが素敵なイタリア産ジン
このジンはイタリアはローマに在る有名なバー「Jerry Thomas Speakeasy Room」 と、トリノ郊外に建つ「アンティカ・ディスティレリア・クアーリァ」という蒸留所が共同で造っているジンです。
Speakeasy (スピーク・イージー)とはアメリカ合衆国で施行されていた禁酒法時代(州によって異なるが1920~1933年)、お酒が公に製造、輸入が禁止されていた時代、お酒を隠れて売る場所の隠語です。BARが隠れ家的な存在として扱われているのもここに起源があると言われております。
禁酒法が廃止されて以降は、本来の意味とは異なり、現在ではレトロなバーを指す言葉として用いられるようになりました。
ローマにあるジェリー・トーマス・スピークイージー・ルームはホームページで閲覧できる「合言葉」があり、それ無しでは入店できないお店で、大人の遊び心と背徳心をくすぐるような隠れ家的バーとして有名なのだそうです。
「ジェリー・トーマス・スピークイージー・ルーム」バーは禁酒法時代にバスタブ(浴槽)で密造されたジン、いわゆる「バスタブジン」というスタイルを賛美しています。バスタブジンはボタニカルを加えて再蒸留することなく、ボタニカルを浸漬させてつくるコンパウンド(複合)・ジンの一種。蒸溜をしていないため、ボタニカルのフレッシュなフレーバーがあり、オイリーでクリーミーな味わいが特徴です。
そして、そのスタイルを熟練の技術を用い、小さな蒸留所「アンティカ・ディスティレリア・クアーリァ」で秘密裏に生産を開始しました。
プロフェッサームッシュはジュニパーの強さを引き立たせ、ラベンダーやカモミール、バラ、ゼドリアといったボタニカルを使用し、男らしくもあり少し華やかな花の香りを感じさせます。
対してプロフェッサーマダムは、ジュニパー、レモン、オレンジ、カシア、シナモン、タンジー、ハチミツなどのボタニカルを使用し、スパイシーでいて豊かで香り高い女性的なジンの特長を感じます。
当店ではムッシュ(2016年)、マダム(2017年)共にご用意しております。
飲み比べて頂ければ共通する部分と両者の個性の違いをより強く感じて頂けると思います。
是非