本日ご紹介させて頂くお酒は

GELAS(ジェラス) 10年 Alc40% アルマニャック(ブランデー)

当店バーテンダー里見がアンバサダーを務める㈱ジャパンインポートシステムの扱うお酒です

 

まずアルマニャックとは?

アルマニャックはフランス産のブランデーです。フランスのブランデーというとコニャックの方が一般的に知られていますが、実はアルマニャックの方がコニャックより歴史が長く、700年以上の歴史を持つと言われております。

しかしながら、アルマニャックの起源や歴史に関しては正式な文献や記録が残っていないとされており、いくつかの起源が噂されておりますが正式にいつから造られているのか?ということは分かっておりません。

アルマニャックはフランスのボルドー地方の南に位置する、ガスコーニュ地方の中央にあるアルマニャック地域で造られております。

ただし、アルマニャック地域で造られるブランデー全てが【アルマニャック】を名乗れる訳ではなく、シャンパンやコニャックと同様に原産地呼称制度が定められており、葡萄の産地や酒類、製造方法に至るまで厳しく定められた基準をクリアしないと名乗ることが出来ません。


ジェラス家の歴史は古く1246年まで遡ることが出来ます。
会社設立は1865年で、以降現在に至るまで同族経営を続けている数少ない会社の一つでもあります。
今回ご紹介するジェラス10年は、200種類以上のサンプルより選び抜かれて造られた【アルマニャック】です。

このジェラス10年は

ユニブラン種 40%:バコ種 60%

の割合でブドウを配合し造られたアルマニャックです。

ユニブラン種は、コニャックで主に使用される品種で、育てやすく比較的に短期間で多量に収穫できる品種だそうです。酸味が強く低アルコールで癖のない味わいが特徴です。

バコ種は、フォルブラン(ヴィニフェラ科)とノア(ラブルスカ葡萄)を掛け合わせたもので、フィロキセラ(葡萄樹の生育を阻害する昆虫)による農被害が発生した後に開発された品種で、腐りにくく湿気に強いのが特徴です。

バコ種はフルボディで重厚、厚みのある豊かな風味が特徴です。

 

ジェラス10年はこの2種のブドウの特徴をバランスよく配合し、様々なシーンでお楽しみ頂けるブランデーです。

そのままストレートでも、カクテルのベースとしても使用できますので是非お気軽にご注文下さい。

 

立川駅北口 BAR DARK KNIGHT / バーダークナイト

(焼肉哲のビルの三階)