こんばんは、バーテンダー里見です。

本日のブログは、私が昨年出場させて頂いたカクテルコンペティションに関して筆を執らせて頂きたいと思います。

この度、参加させて頂いた”BACARDI LEGACY COCKTAIL COMPETITION2020″は世界NO.1シェアを誇るラム酒ブランド【バカルディ】が開催する世界大会です。

2008年から実施され、今年で12年目となりますこの大会、バカルディのラムを使用し、「世代を超えて受け継がれるカクテルを創造する」というテーマを掲げ、現存するカクテルコンペティションの中でも世界最大規模の大会の一つでもあります。 

8月から始まり11月のジャパンセミファイナル、2月のジャパンファイナル、そして各国の1位に輝いたバーテンダーが集まり5月にワールドファイナルで世界王者が決定されます。

今回は自身を含めた20名で執り行われたジャパンセミファイナルの様子を写真を交えて紹介させて頂きたいと思います。

会場は東京、渋谷の駅から徒歩2分の渋谷ストリームホール

今年からセミファイナルの一般観覧が解禁され、かなり大きめの会場で一般のお客様やバーテンダーの諸先輩方も来場されていました。(画像は開場前の準備中の様子です)

セミファイナルはお昼の13時に集合し夕方18時までの日程、選手控室にはお弁当やコーヒー、お茶などの用意もされ至れり尽くせりでした。

競技進行は5名一組の4グループに分かれ1グループ終える毎に休憩が挟まれました。

私の出番は第2グループの最後で全体の順番でいくと丁度真ん中という高ポジション。くじ運には恵まれているようです。

自分の出番までは基本自由行動がとれたため、館内を歩き回ったり他の出場者の応援をするため会場に入ったりしていました。

順番が徐々に近づくにつれて落ち着きがなくなっていくのを自分でもわかるほど感じ、「緊張するとはこういう事なんだなぁ」と実感しました。

そうこうしている内に時刻は15時、出番が回ってきました。

緊張で声量が徐々にフェードアウト、声もカスカスでライブ動画で応援してくださった方々からも声が聞こえなかったというフィードバックを受けてしまいました・・・

観客のいる会場で演技をするという難しさ、他の出場者の方を見て感じた自身の足りない部分を再認識し良い勉強の機会となりました。

これは大会用のカクテル「Fuente(フエンテ)」です。

バカルディさんが写真撮影してくれたもので、最高の環境と機材で撮って頂くとこんなにキレイに映るものなんですね。

最後には出場者全員で記念撮影

コンペティションに出ることで色々な気づきがあり、その度に成長できる機会が得られる利点がありますが、一番良かったことはレベルの高い方々とつながれた事。

またこの舞台に立ちたいと思うことが出来た大会でした。

末筆ですが、コンペ出場を応援してくださった皆様にこのブログで御礼を申し上げます。

ありがとうございました。