皆様こんばんは。バーダークナイト里見です

本日は3月新入荷のウイスキー&ラムのご紹介をさせて頂きたいと思います。

 

 

まずはこちら…

ケープマウンテンウイスキー「BAIN’S(ベインズ)」南アフリカ産シングルグレーンウイスキー Alc43%

 

南アフリカのウイスキー飲んだことありますか?!

こちらは南アフリカで作られている珍しいウイスキーです

 

この「ベインズ・シングルグレーンウイスキー」は1886年にアフリカ大陸で初めて設立された商業ウイスキー蒸留所であり、アフリカ大陸で唯一の商業ウイスキー蒸留所でもある、南アフリカ共和国の【ジェームズ・セジウィック蒸留所】で造られています

2009年に南アフリカ初のシングルグレーンウイスキーとしてリリースされました

 

 

この蒸留所で蒸留所長を務め、ベインズウイスキーを生み出したアンディ・ワッツ氏によると、「1994年以降に南アフリカのウイスキー消費者層が変化したのを目の当たりにした」のをきっかけに、「南アフリカでは軽めのスタイルのウイスキーが理想の製品」と思ったそうです。

彼は、今までにない新しいウイスキーを造るというヴィジョンを常にもっている人でした。そこで彼が生み出したのはアイリッシュウイスキーの滑らかさとアメリカンウイスキーの風味を兼ね備えたバランスのウイスキーです

 

ちなみにアンディ・ワッツ氏はスコットランドのアイラ島にあるモリソン・ボウモア蒸留所(当時の名前)でウイスキー造りを学んだ後、ジェームズ・セジウィック蒸留所の六代目マスターディスティラーに就任しています

南アフリカの温暖な気候は、原料となる穀物の品質を高さをもたらすだけでなく、短期間でウイスキーの熟成を促進し、ウイスキーに非常に滑らかな仕上がりをもたらします

ベインウイスキーの独特な香りと繊細で滑らかな風味は気候からも起因しています

 

 

原料は100%南アフリカ産の穀物を使用し、蒸留後の熟成方法には【ダブルマチュアード】という熟成方法を採用し、1stフィルのバーボン樽で三年間の熟成後に、違う1stフィルのバーボン樽に移し替え、更に18ヵ月~30ヵ月の追熟をします。

バーボン樽→バーボン樽のダブルマチュアードは聞いたことがありませんでした。非常に珍しいと思います

 

そうすることで樽からフレーバーを最大限にウイスキーに抽出し、口当たりが広がり、独特で滑らかな風味になるそうです

 

香り…柑橘、カスタードクリーム、バニラやアイシングシュガー

味わい…クリーミーで洋梨、バナナやカルダモン、オーク樽を感じる、フィニッシュは甘やかなシトラスフレーバーが残る

 

世界のスピリッツコンペティションなどでも数々の賞を受賞

2018年にはワールドウイスキーアワードでワールドベストグレーンウイスキーに選ばれています

 

ストレートでお召し上がりいただくのはもちろん、ロックで飲むとかき氷(練乳いちご)の味わいに変化するという興味深い紹介文も見つけましたので、ご興味のある方は是非お試しください

 

1shot ¥900

 

 

 

2本目はこちら…

新入荷ラム「リヴィエール デュマ ミレジム2004」 フランス領レユニオン島産 Alc.43%

 

こちらはフランス領の一つでインド洋に浮かぶ火山島「レユニオン」にある3つの蒸留所の内、一番古くからあるリヴィエール・デュマ蒸留所で造られるフレンチラムです

 

原料にはレユニオンで収穫されるサトウキビから抽出されるサトウキビジュースを使用。熟成には、フランス産オークのコニャック樽と一部にポートワイン樽を使用し、熟成後(平均熟成8~15年)ボトリングされます

 

大変人気のあるラムで、現地やフランス国内ではすでに完売しているようです

 

 

テイスティングノートは

フルーティ、赤いフルーツジャムやチェリーの香り、味わいはフルボディで胡椒のようなスパイシー感とマセレーテッドフルーツの融合、質の良いカラメルのアロマとジンジャーブレッドの優美で美しく長い余韻が残ります

 

香り高くしっかりとした甘さが特徴的なラム

1shot ¥1300

 

ご賞味頂ければ幸いです

 

 

立川駅南口 BAR DARK KNIGHT

(焼肉 哲のビルの三階)