こんばんは!バーダークナイト、バーテンダー里見です

当店バーダークナイトは、クラフトジンを中心に常時70種前後のジンを取り揃えております。

本日はその中からおすすめのジンをご紹介させて頂きます

「 Bluecoat / ブルーコート」 アメリカ Alc 47%

 

この「ブルーコート」ジンはアメリカ・ペンシルベニア州にある【フィラデルフィア蒸留所】で作られているクラフトジンです

 

フィラデルフィア蒸留所は2005年にペンシルベニア州に設立されました

 

ブルーコートジンが初めてリリースされたのは2006年

「自由と革命の精神を掲げるジン」としてフィラデルフィア蒸留所からフラッグシップ商品として販売が開始されました

 

なぜ「自由と革命の精神を掲げるジン」なのか?ということを説明するには、まずこのジンの名前の由来から説明していかなければなりません

 

この【ブルーコート】という名前は、アメリカで勃発した【独立戦争】から来ています

戦争は1775年から始まり、1776年にアメリカ独立宣言を発表、1783年にパリ条約によって終結するまで続きました

 

内容は13植民地(現アメリカ)によるイギリス本国への独立運動から戦いが始まり、アメリカ合衆国として成立させるというもの

そして、この戦いの中でアメリカ大陸軍の兵士が来ていた軍服が【ブルーコート】と呼ばれていたことから、自由や革命のために戦った精神を受け継ぎ、伝統的な設備を用いながらも革新のあるジンを造りたいという思いが込められているそうです

ジンを造るためのベースとなる蒸留酒は大麦、ライ麦、小麦、トウモロコシをブレンドしたものを使用

ベースとなる蒸留酒は、ジンの出来上がりの品質を大きく左右するため、研究に研究を重ねたブレンド比率で作られているそうです

 

そして、銅製の蒸留器でボタニカル(香味植物)を浸漬させながら1回蒸留、そして不純物を取り除きゆっくり丁寧にあと4回蒸留し、合計5回の蒸留をするそうです。

この5回蒸留はロンドンドライジンの基準ともなっている伝統的なスタイルだそうです

 

使用するボタニカルの全ては明かされておらず、蒸留所の公式ではジュニパーベリー、アンジェリカの根、コリアンダーシードの3つのみがわかっています

しかしながら、紹介文やインタビューページを解読したところ、その他にカモミール、アメリカ産の柑橘類の皮(レモン、オレンジ)なども使用されているようです

 

この使用されているボタニカルは100%オーガニック製法で作られたもので、厳選された材料のみを使用するこだわりが感じられます

 

スモールバッチで作られるこのジンの味わいは、ピュアでフレーバーに富み、ジュニパーの香りは穏やかで、アンジェリカやカモミールのアロマと柑橘類のフレッシュな香りが口蓋をくすぐります

 

ボトルデザインは【ブルーコート】に装飾されていたパイピングの模様で彩られており、青地に金色の模様がとてもお洒落です。

 

ジントニックやマティーニはもちろん、様々なスタイルでお召し上がりいただけるジンです

是非、お試しください

 

立川駅南口 BAR DARK KNIGHT

(焼肉 哲のビルの三階)