またまた日本では手に入らない希少なボトルを入荷いたしました！
「Verte Napoleon Ⅲ」
フランス産 absinthe(アブサン) ６５％
こちらのAbsinthe(アブサン)はBourbonnaise(ブルボネー)蒸留所で造られております。
Bourbonnaise蒸留所はフランスの中央部に位置する街にあります。
この蒸留所は、1915年以前の【昔ながらのアブサンレシピを復活させたい】という考えをもと、ホンモノを作るという熱い信念で仕事をしている蒸留所です。
こちらの「Verte Napoleon Ⅲ」は1915年の禁止法より以前、現行のアブサンには使用されていない、アブサンが造られていた頃に一般的に使用されていた様々な植物やハーブを含むため、現代のアブサンとは異なったユニークな刺激や香りを楽しむことができます。
植物・ハーブ類は9種使用されておりポンティカ、バディアン、アンジェリカ、コリアンダー、ヒソップ、レモンバーム、アニス、ニガヨモギ、フェンネルから造られているそうです。
ニガヨモギ、アニス、フェンネルなどはアブサンに使用される代表的な植物ですが、他の6種において有名なスパイスもあれば、あまり聞いたことのない植物も含まれています。
その中の「ポンティカ」とは、小アジアや欧州南東部に分布するユリ科の球根植物だそうで、薄緑に赤味がささった釣鐘状の小輪花だそうです。
(写真をみると、子供の頃に服に引っ付く草花を投げて遊んだ「あれ」に似ているように思います)
続いて、「バンディス」ですが、聞き覚えの無い単語だなと思い調べてみたところ、スターアニス(八角)の仏語だそうです。
スターアニスはアニスと同じアネトールという主成分を含み甘い香りを発しますが、植物学上は類縁関係には無いそうです。
原産地もアニスはエジプト地中海沿岸東部、スターアニスは中国原産だそうです。
最後に、「ヒソップ」ですが地中海の東から中央アジアに分布する半樹木でシソ科のヤナギハッカ属に分類される植物です。
ヒソップは聖書にも登場する植物でヨーロッパ圏では古くから「聖なる薬草」として伝えられており浄化の作用があるハーブとして親しまれてきたそうです。
現在でも抗炎症作用により、気管支炎や咽頭炎に効くといわれているそうです。
独特な苦みをもち、料理などにも利用されます。
ブルボネー蒸留所の造る、古くからのアブサンレシピでつくられた「Verte Napoleon Ⅲ」
1915年以前のアブサンにはどのような味わい、風味があったのか？
是非お試しくださいませ。