本日ご紹介するお酒は
「St.George Botanivore(セント・ジョージ・ボタニヴォー)」
カリフォルニア産 クラフト・ジンです
こちらはアメリカ・カリフォルニアにあるセント・ジョージ・スピリッツ蒸留所 ( 以下セント・ジョージ蒸留所 )で造られています。
セント・ジョージ蒸留所は1982年、ドイツからアメリカへ移住してきた【JORG RUPF(ヨーグ・ラプフ)】氏により設立されました。
創業者であるヨーグ・ラプフ氏はアメリカで育てられる果樹や植物に影響を受け、それらの果樹や植物を用いて造るオー・ド・ヴィ専門の蒸留所を開業しました。
※オー・ド・ヴィとはフランス語で【命の水】と呼ばれるお酒で、ワインなどの醸造酒を蒸留しアルコール度数を高めたもの
1996年、技術者であり醸造所での勤務経験のある【Lance Winter(ランス・ウィンター)】氏がセント・ジョージ蒸留所にやってきました。
ランス・ウィンター氏はそれまで造られていたオー・ド・ヴィ以外にもジンや、アブサン、ラム、ウィスキー等の様々なお酒を造ることに着手し、現在のセント・ジョージ蒸留所に至る発展に大いに貢献し、後にヨーグ・ラプフ氏からセントジョージ蒸留所を譲り受けることになりました。
この「セント・ジョージ・ボタニヴォー」には19種類のボタニカル(香味植物)が使用されており、ハイブリッドインフュージョン製法で造られています。
製造プロセスは、ジュニパーベリー、ローレル、コリアンダーをバスケットに入れ、その他の16種のボタニカルはスピリッツ(蒸留酒)の入った1,500ℓの銅製ポットの鍋に一晩浸漬します。翌朝、熱を加えバスケットの植物に蒸気を通しすべてのボタニカルの美しい香りや風味をスピリッツに移し完成します。
(バスケットに入れ蒸気を通す目的は、ボタニカルの持つ雑味をスピリッツに加わえないため)
16種のボタニカルにはディルやシトラホップ、フェンネル、スターアニス、セビリアオレンジ、レモンピールなどを使用しており、香り高くハーバルな味わいを感じます。
アメリカ、カリフォルニア産のおススメ・クラフトジンです。
是非
大人の隠れ家 BAR DARK KNIGHT