本日ご紹介するお酒は
「WENNEKER ELDER FLOWER GIN/ウェネカー・エルダーフラワージン」
オランダ産 ジン
最近ジントニックのオーダーを頂いたときによく使っているジンです。
ごく少量のライムとフィーバーツリーのトニックウォーターと合わせたときに、控えめだったエルダーフラワーのマスカットの様な風味が心地よく感じられるようになるんですよね。
クエン酸ジントニックだと、エルダーフラワーは本当に控えめで、あまりおすすめしていなかったやつです。
ジンによって合う酸味は全然違うのだと改めて実感させられたました。
こちらのジンはオランダ・ローゼンダールのウェネカー蒸留所で造られています。
ウェネカー蒸留所の歴史は古く、1693年にオランダ・スキーダムで設立されました。
当時はブランデーのみ生産しており、生産量も現在とは比べ物にならないほど少なかったそうです。
創業から現在に至るまで4回の経営者変更が行われ、1903年に現在の経営者である「Van der tuijn/ファン・デル・トゥイン」家に経営権が移りました。
創業時にはブランデーのみの生産であったウェネカー蒸留所ですが、徐々にリキュールやその他のスピリッツ(蒸留酒)の生産も行うようになり、当時の蒸留所では手狭になり蒸留施設の拡張の許可も下りなかったため、現在のローゼンダールに拠点を移しました。(このローゼンダールの蒸留所は元々タバコ工場として使用されていたものを買い取り再利用したもの)
このジンの名前にもあり原料としても使用されている【エルダーフラワー】。日本ではあまり耳にしないですよね。
エルダーフラワーとは5月~6月頃にヨーロッパ各地の公園や野原で咲く「野の花」の一種です。
ヨーロッパでは古くから料理やお菓子作りに用いられ、鎮痛解熱作用があると言われていて、薬草としても用いられてきました。
ジンの原料やコーディアルシロップ、ジャムなどに加工されることが多く、マスカットや洋梨のような甘い香りや味わいを楽しむことが出来ます。
おススメはやはりライムでのジントニックです。爽やかで軽やかで一杯目に最適ですよ。
ぜひぜひ
木曜日~日曜日は15時から営業
18時まではチャージ無料です。気軽にジントニック等を楽しみにいらして下さい。
大人の隠れ家 BAR DARK KNIGHT
立川駅南口 徒歩三分
ラーメン田田の西隣のビルの三階