本日は新入荷情報です

左から

「Ballantine’s  GLENTAUCHERS 15y / バランタイン グレントファーズ15年」※日本未発売

「Ballantine’s  MILTONDUFF 15y / バランタイン ミルトンダフ15年」

「Ballantine’s  GLENBURGIE 15y / バランタイン グレンバーギー15年」

です

 

 

スコッチウイスキーの王道「バランタイン」。バランタインと言えばバランタイン17年であります。

 

バランタインをはじめとするブレンデッドウイスキーは、基盤となる飲みやすいグレーン原酒とウイスキーの香りや味わいを決めるモルト原酒がブレンドされます。

バランタイン17年には40種を超えるモルト原酒を使用しているのですが、その中でもブレンドで主に使用している主要な原酒(キーモルト)があります

 

バランタインの完成された味わいを構成するキーモルトは昔から魔法の七柱と呼ばれています

以下バランタイン魔法の七柱

・ミルトンダフ

・アードベッグ

・スキャパ

・プルトニー

・バルブレア

・グレンカダム

・グレンバーギー

 

 

今では上記のキーモルトは当てはまらないようです。時代と共に蒸留所の親会社が変わったり、蒸留所が閉鎖したり、時代と共に使用されているウイスキーも変わっていきます

現在のバランタイン17年では「スキャパ」「ミルトンダフ」「グレンバーギー」「グレントファーズ」

この4種類のモルトウイスキーを重要視していて、それぞれの役割も明確に決まっています。

 

「スキャパ」は果実や花の様な香り、「ミルトンダフ」は力強いしっかりとした基礎ボディー。「グレンバーギー」はフルーティーでスウィートな香り、「グレントファーズ」はベリーやナッツを思わせる滑らかで繊細な後味というように役割分担がはっきりとされています。

 

モルトウイスキーの味わいや香りが幾重にも重なり、バランタイン17年の個性が形成されているのです。

 

今回入荷したウイスキーはそのバランタインの味わいを形成しているモルトウイスキーとはどんな風味なのか?という疑問を解消してくれるシリーズで全三種(残念ながらスキャパのリリースはありませんでした)

 

通常はブレンデッドウイスキーしかリリースしないバランタインからシングルモルトがリリースされました。(グレンバーギーとミルトンダフは日本での発売が2018年1月)

ミルトンダフはしばらくオフィシャルからのリリースがなかったですし、グレンバーギーも準オフィシャル的なボトルのリリースはされていましたがオフィシャルはなく、グレントファーズもオフィシャルのリリースはありませんでした。

 

今回のバランタインからのリリースはオフィシャル扱い(らしい)。

 

中でもグレントファーズは日本未発売です。

店主寺澤が大好きな蒸留所の一つでもあります。

 

それでは今回入荷した全三種のボトル。それぞれの紹介です。

 

「グレントファーズ15年」※日本未発売

滑らかで繊細な味わいをバランタインにもたらしているモルトウイスキーです。

かすかに繊細でフローラルなヘザーの香り、柔らかなベリー果実、大麦の甘いお菓子のような味わいが舌の上に広がります。

驚くほど長く、美しい余韻。

 

「グレンバーギー15年」

グレンバーギーの特長は、柔らかい赤リンゴや洋梨の香りを感じさせる濃厚なフルーティ感と、まるで蜂蜜の様な甘美さが醸し出す、完璧なバランス。

豊かで滑らかな口当たりと、長く続くまろやかな余韻が楽しめます。

※バランタインオフィシャルホームページ参照

 

「ミルトンダフ15年」

バランタインの骨格をつかさどる、力強ささえ感じさせるシングルモルト。ほのかにシナモンスパイスの味わいが加わったフローラルな香りのウイスキーです。クリーミーな口当たりが特長で、やさしいリコリスの香りの滑らかな味わいと、長く続く温もりある余韻が楽しめます。

※バランタインオフィシャルホームページ参照

 

シングルモルトを飲んでシングルモルトとバランタインが学べます。

この機会にぜひ

 

BAR DARK KNIGHT 寺澤