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「Ie Rum Santa Maria crystal / イエラム サンタマリア クリスタル」
「イエラム・サンタマリア」は沖縄県北部の離島【伊江島/いえじま】で造られるラムです。
伊江島では約380年前からラムの原料であるサトウキビの栽培がされており、1~3月に収穫されるサトウキビの保管が出来る環境が整っているため、1年を通してラムの製造が出来るそうです。
このラムの名前【サンタマリア】は伊江島に春を告げる花【テッポウユリ】がヨーロッパにおける聖母マリアの花とされていることから名付けられました。
ラベルデザインにはこのテッポウユリと伊江島の象徴である【城山/ぐすくやま】が描かれています。
この【城山】は伊江島のシンボルとして存在し、現在のレーダーなどの機材が無かった頃、海の男たちが城山を目印に航海をしていたそうです。
伊江島では泡盛を造る原料の米が栽培できず、島酒というものが無かったため、アサヒビールと自治体がサトウキビを原料とした新エネルギー開発実験のために作られた施設を利用し、伊江島でも作れるラム酒の製造に取り組んだことからイエラム・サンタマリアが生まれました。
ラムには大きく分けて2種類のラムがあります。
サトウキビから砂糖を精製する際に発生する副産物(廃糖蜜)から造るインダストリアルラムとサトウキビの搾り汁から造るアグリコールラム。
イエラム・サンタマリアは後者のアグリコールラムという種類のラムでサトウキビの搾り汁から造るラムです。
アグリコールラムは搾り汁を使用することで、よりサトウキビの味わいを感じることが出来ます。
そしてこのサンタマリア・クリスタルはステンレスタンクで寝かせる方法を取ったホワイトラムと呼ばれるもの。
樽で熟成するものよりも、よりラムの味をストレートに感じられるラムです。
本日からご提供いたします。
ストレートやロックでも美味しく召し上がっていただけるラムですが、ラムトニックやダイキリ、XYZなどのカクテルのベースとしてお楽しみ頂けます。
また11月11日(月曜日)の【今週の月曜日企画】にて、このラムを使用したカクテルを6種類ピックアップしてご提供いたします
①伊江スリング ②伊江ハイボール ③伊江トニック ④城山スカイブルー ⑤伊江島ダイキリ ⑥サンタマリア
この機会にぜひ、ご賞味くださいませ
また11月12日(火曜日)は当店バーテンダー里見広がバカルディレガシーカクテルコンペティションジャパン2020のセミファイナルに出場します
当日21時頃本人もお店に戻ってきますので、コンペティションの結果や感想などをお伝え出来ればと思っております
立川駅南口 BAR DARK KNIGHT / バーダークナイト
(焼肉 哲のビルの三階)