本日ご紹介するお酒は、ハリウッドのエンターテイメント界やIT業界の成功者にも愛される

DON JULIO (ドン・フリオ) レポサド&アネホ

 

 

こちらはメキシコ・ハリスコ州、ロスアルトス地区のアトトニルコ地方で造られる【プレミアム・テキーラ】です

 

テキーラというお酒は、フランスのシャンパーニュにも用いられている「原産地呼称制度」に基づき、「テキーラ5州」でのみ、ブルー・アガべ(リュウゼツランの一種)を原料につくられる、品質の保証された蒸留酒です。

 

その中でも100%ブルー・アガべを使用したテキーラは「プレミアムテキーラ」と呼ばれ、実はこのドン・フリオがプレミアムテキーラの概念を確立させました。

 

このドン・フリオはラ・プリマヴェーラ蒸留所で造られております。

(プリマヴェーラとはメキシコの公用語であるスペイン語で「春」を意味する言葉)

 

ラ・プリマヴェーラ蒸留所は1942年に【ドン・フリオ・ゴンザレス・エストラーダ】氏が17歳の時に設立し、この【ドン・フリオ】テキーラは1980年代にドン・フリオ氏が病床より復活した快気祝い用として生まれたブランドです。

 

ドン・フリオ・ブランドはテキーラの主原料である【アガベ・アスール】の栽培からこだわり、通常1m置きに植えられるアガベを1.7mおきに植え(こうすることで1本1本に養分が多く吸い上げられ、凝縮されます)、7~10年ほどかけて大きく育ったアガベを使用します。

 

アガベのピニャ(葉、茎でない芯の部分)の外側や中心部分には苦みや雑味が多く含まれるため、外側と中心部分は削り取り、より甘みや旨味を含んだ部分だけが使用されます。

 

また、ロスアルトス地方のアガベは鉄分や糖分が豊富で、このアガベを上述のように丁寧に仕込むことでドンフリオの特徴である甘みと豊かな旨味、複雑で長い余韻をもたらすことが出来るそうです。

 

このアガベを煉瓦窯【マンポステラ】で72時間かけてゆっくりと加熱し蒸しあげ、甘さを引き出し、これを粉砕して水で絞り取るとアガベジュースが出来ます。これに酵母を加え、発酵させたものを蒸留することでドン・フリオ・テキーラが生まれます。

 

このプレミアムな製法と味わいが支持され、プレミアムテキーラ界でも隋一のブランドイメージを確立しました。

 

ハリウッドのセレブやIT長者にも人気があり、「成功者の飲むお酒」というイメージもあるプレミアムテキーラ【ドン・フリオ】。

(有名なSNSであるFACEBOOKの始まりと成長を描く映画【ソーシャル・ネットワーク】でも初代CEOのショーン・パーカーがよりプレミアムなドンフリオ1942を注文するシーンがあります。)

 

ドン・フリオは瓶のカタチも特徴的で、背が低くずんぐりしています。

 

これはテーブルの上に置いて、一緒にお酒を飲むときに相手の顔がよく見えるようにというドン・フリオ氏の想いからデザインされました。

 

ドン・フリオ氏の、原料であるピニャへの尊敬、飲み手への思いやりのつまった極上のテキーラなのです。

 

そんな【ドン・フリオ】ブランドを二種類ご用意致しました

 

ドン・フリオ レポサド・・・丁寧に造られた原酒をバーボンウイスキーの熟成に使用されていた小さな樽で8ヵ月熟成(レポサドは本来オーク樽で2ヵ月以上の熟成でよいところを8ヵ月の長期熟成)。梨やリンゴ、レモンのフルーティな芳香とバニラやチョコレートの甘い香りをもつ。ドライフルーツやナッツ、スパイシーな風味を持ち、なめらかな口当たりでコクがありさっぱりした味わい。

ドン・フリオ アネホ・・・こちらも丁寧に造られた原酒をバーボンウイスキーの熟成に使用されていた小さな樽で18ヵ月熟成(アネホは600リットル以下のオーク樽で12ヵ月以上の熟成でよいところを18ヵ月の長期熟成)。ライムやグレープフルーツ、マンダリンの香りをもち、味わいはすっきりとした辛口でほのかに天然蜂蜜のような甘さを感じる。まろやかでコクがある味わい。

 

ウイスキーのように味わって飲んで頂きたいテキーラです。

ぜひ。

 

 

大人の隠れ家 BAR DARK KNIGHT